突然インターフォンが鳴り・・・

1⃣屋根や外壁の劣化を指摘して不安を煽る

実際は：今すぐに工事が必要な場合は室内にも何らかの被害（雨漏り等）が出始めているはず。外壁にクラックや剥がれがあっても一週間以内にどうこうという事はあまりない。目視できるクラック等がある場合はそろそろ外壁塗装が必要ではあるので、塗装会社を調べ始める目安にはなります。

2⃣何百万もの大幅な値引きをする

実際にあった例：最初600万円の見積もりがなんと最終的には200万円まで値下げされた。しかもそのお宅は平屋・・・あり得ません！マンションの塗装でもするのだろうか？という金額にビックリ！極めつけは半額以上の値引きなんて考えられません！半額以上引かれたら手抜き工事もしくは見積と実際の請求額が大きく違う等疑いどころ満載です。

3⃣モニター価格と謳っての格安での提案

実際は：格安工事によるずさんな工事をされてしまう可能性が生じる。工事後に不具合があっても保証されない場合もある。見積額と実際の請求額に大幅な差が生じる。等安かろう悪かろうになる可能性は大いにあります。

４⃣『いま契約すれば・・・』と考える時間を与えない

真意は：「工事を一週間以内に行います。」と言われたら、それはクーリングオフ*1をさせない為と考えて間違いない。うまいことを言ってなんとか契約させる方向にもっていかれてしまうので注意しましょう。

５⃣即決契約は絶対に避けましょう！

目的は：「その場で契約してくれたら○○円で工事します。一度持ち帰りになるとこの金額での工事は無理です。」と言い、消費者の金額等に対する不安な気持ちを煽り契約にもっていきます。とにかく訪問セールスマンは口が上手です。しかし、一度持ち帰って金額が変わるような会社は信用しないのが一番です。

6⃣契約内容は隅々までチェックしましょう！

落とし穴：長文の文章で書かれている中に、とても見づらい箇所に大事な項目が書いてあったり、わざと見落とすように仕向けられたり、消費者に不利になるよう作成された見積書や契約書が必ずといっていいほど存在します。もしもすぐに見られなかった時のために、携帯電話などですべての写真を撮っておくのも一つの手かなと思います。

今このページをご覧になっている方は、もし訪問セールスマンがやってきても大丈夫！落ち着いて対応してください。

しかし、いざ訪問セールスマンを目の前にするとこれらを実行するのはやはり難しいかもしれません。巧みな営業トークで契約に誘導するセールスマンには敵いません(>_<)

インターフォン越しの時点で玄関には入れずに立ち去ってもらうことが最も安全に回避する一番のワザです！！

*1クーリングオフ（契約から8日以内なら契約解除出来る）の対象となる事項

　　・個人と法人での契約である事

　　・消費者側から会社を訪ねていない事

　　・消費者側から業者を家に呼んでいない事

　　・過去に契約したことのある業者ではない事

なお、業者が事実と異なる内容【外壁塗装はクーリングオフは使えない、従来品より高性能なシリコン塗料（実際は安価な一般塗料）等】を消費者に伝えて契約させていた場合は『不実告知』となり8日を超えて契約解除が可能。