台風への心得

2021-10-01

台風

台風の季節といえば夏のイメージだったんですが
7月~10月にかけて日本付近に多く接近するようです(>_<)


なので、夏も秋も台風の備えが必要なようです。
夏の台風は速度もゆっくりで、長雨や暑さをもたらすそうです。
なので夏の台風に注意しなければいけないのが、台風被害の長期化です。


秋の台風は偏西風の影響で日本に接近した段階で台風の速度が早くなるようです。


=地域の把握=

マップ

ハザードマップの確認

地図に浸水や土砂災害などの起きやすいところや避難場所などの情報が記載されているので
事前に確認しておくのも大切だと思います。

大きな台風ほど、接近する前から雨も風もひどくなります。
直前に慌てて準備しようとしたときには、すでに外に出ることが困難な状況になっていることもあるかもしれません。


物干し竿は下におろして寝かせ、自転車やプランターなどは家の中に入れます。
プロパンガスなどの外周りの設備が固定されているか、屋根のひさしが劣化したり
めくれたりしていないか確認しておく。

シャッターや雨戸があればきちんと閉め、ない場合は、ダンボールを窓枠ぴったりの大きさにして
養生テープや粘着テープで全体を保護したり、万一ガラスが割れても破片が飛び散らないように、

飛散防止フィルムや防犯フィルムを貼っておくのも良いようです。

=電気に頼っている今=

停電

停電対策
スマートフォンやモバイルバッテリーが充電式であればフルチャージしておきます。
乾電池で使える充電器もあったら安心ですね。
窓をふさいでいると昼間でも暗くなるので懐中電灯やランタンなど準備。
オール電化のご自宅はカセットコンロを準備しておくといいかと思います。

電気がないと生活困難な現代社会です。停電対策は必須です。

=トイレ問題=

トイレ

トイレ対策、排水対策
台風の大雨で河川が増水すると排水が逆流し、トイレや浴室、洗濯機の排水口などから
突然、水が吹き出ることもあるそうです。なので、ポリ袋に水を入れたり水のうを使って、穴をふさいでおいたり
排水に問題が起きるとトイレが使えなくなるので、携帯トイレを人数分、数日は使えるよう用意しておく事も忘れないで下さいね!

=備えあれば憂いなし=

防災グッズ

・水(2ℓ1本/1人1日)、レトルト食品、カップ麺などお湯だけで食べられるもの

・乾電池、モバイルバッテリー、電池式のライト、カセットコンロとボンベ

・窓に貼るシート、ブルーシート、養生テープ

・携帯トイレ、トイレットペーパーなどのトイレ用品、衛生用品

 など、買い揃えておくとよいですね。


防災の意識を高め、日頃から防災グッズを揃えて準備しておくといざという時、慌てず冷静に行動出来ますよね。

=台風・屋根=

台風屋根

台風・屋根
台風のニュースを見ていると屋根が飛ばされた映像を目にします。
台風被害をなるべく小さくするために事前に出来ることがあります。


まずは、飛ばされやすい屋根とは?


○棟板金が浮いている
年数が経つと熱膨張によって棟板金が浮いてしまう

○瓦と瓦の間に隙間がある
瓦が割れていないか、ズレていないか点検して確認する

○瓦屋根の漆喰の劣化
棟瓦をおさえる漆喰が崩れ飛ばされやすくなる

○瓦のズレ
ズレた瓦は修繕しないと風が吹き込み、飛んで行ってしまう恐れがある

○瓦の割れ
割れた部分の隙間から風が入りこみ、被害を拡大させる恐れがある

○屋根材が反っている
屋根の反りは、屋根材の撥水性が落ちて、雨水などを吸水して、表面から乾くことが原因で起きる
特にコロニアル屋根は反る前に塗装をする対策が必要!


対策として
ご自宅の屋根の今の状況を確認しておくこと
前回の台風で飛ばされなかったから大丈夫!ではなく、点検を業者に依頼しましょう!
DIYでは大変危険です(>_<)ここは慣れている職人さんにきちんと点検をしてもらうのが一番です。

いつ発生するかわからない台風などの天災に備えて、屋根のメンテナンスは定期的に行うことをおすすめします。
コロニアル屋根は築7年を過ぎたら点検をし、棟板金を固定する釘打ちコーキング工事や屋根材の反りの点検を業者に依頼しましょう。


いずれにしても自然の脅威・・・ここに住んでいる限り避けては通れないですね(T_T)

被害をいかに少なくするかも重要ではないかと思います。

命を守る事が最優先ですが、住宅も守る事が出来たらその後の生活も安心ですね!