Y様邸-根太の調整-
公開日 2022-11-23
フローリングの張り替えも終わり、お部屋も全て完成と思ったのですが、なんと2Fの洋室の床にへこみが見つかりました。
こちらは部分的にですが、荒床(元々下に敷いてあった合板)が弱くなっている部分に関しては、フローリングを張り替える際、下地の補強をして元の状態に
直しておりますが、もともとの根太が大きく下がってしまっている部分は施工時には確認できませんでした。
しかし、すべてが終わってから床にへこみがある事に気が付きました。ただ、強度的にこれからここが下がって床が落ちる事は考えにくいと思います。
こちらは、中古住宅という事もあり前のオーナー様が長期間重いものを置いたことによる沈みであると考えられますので、それほど心配する必要はないと思います。
これらを踏まえて施主様にお伺いしたところ、やはり補修をご希望でしたので、再工事になりました。
下地等全て剥がし、根太の調整をいたしました。
フローリングが沈む原因はこれに注意!
フローリングの張り替え目安は約15年と言われていますが、水分や床材の腐食で平均よりも早く劣化してしまうことがあります。
気になるフローリングの劣化を放置せず、張り替えのタイミングを逃さないようにしましょう!
特にフローリングが沈む場合は注意が必要です。
【フローリングが沈む原因】
*住宅構造による原因
・床構造の劣化…床が沈む原因でもっとも多いのは、床構造の基礎部分の劣化。
床構造の基礎が劣化した部分を歩くと沈むような感覚がある。床が浮いたり、沈んだりする感覚があった場合は一度相談が必要。
・多湿による床の腐食…住宅は、通気性を良くして湿気を逃がすように設計されてるが、換気が不十分であったり、日当たりの悪い場所では床が腐食しやすい。
腐食しやすい場所は、カビも発生する。一度発生したカビは急激に増殖するので、深刻化する前に普段から換気に気を付ける。
・シロアリによる被害…床の基礎部分が食べられて空洞化すると、人の重みにも耐えられずその部分が沈んでいく。
柱や梁などの建物を支える基礎部分がシロアリ被害にあうと住宅倒壊の恐れもあるので、シロアリを発見したらすぐに駆除業者を依頼。
*住宅構造以外の原因
・重量のあるものを長く設置している…長い間、本棚など重量のあるものを設置していると床の沈む原因になる。縦収納ではなく、横長にして重量を分散させる
などの工夫で沈みを軽減できる。どうしても、重量物を設置するのがわかっていれば、最初から床補強がオススメ。
・地盤沈下…地面が沈む地盤沈下は、地震や人為的要因によって起こる。地震など事前予測が困難でも、備えあれば患いなし!住宅建築の際は、地盤調査をしっ
かりして、軟弱であれば地盤改良工事をしっかりしよう。
フローリングが『沈む』と『きしむ』はどう違う?!
床を歩くたびにギシギシと床鳴りがする場合、「床のきしみ」が起きています。これが『きしむ』です。
フローリングは木で出来ています。湿気によって木材が伸縮・膨張するとフローリングのつなぎ目にズレが生じます。ズレた木材がこすれ合う時にギシギシときしむ音が聞こえます。湿度の高い時期のみであれば問題ないですが、季節を問わず床がきしむ場合は早めにご相談ください!!
フローリングが浮いてフワフワしている場合や、歩く度にグッと床が沈み込む場合、「床の沈み」が起きています。これが『沈む』です。
基礎部分の劣化や多湿による腐食、シロアリ被害など原因は多々あります。
見た目はなんともなくても、基礎部分の劣化等は目に見えない部分から進行します。『きしむ』よりも症状が深刻な事があるので早急にご相談ください!!