外壁及び屋根塗装 M・K様邸
公開日 2022-08-11
-高圧洗浄-
塗料を外壁に密着させるために、まずは高圧洗浄をしていきます。
外壁や屋根の表面に塗装してできた塗膜は、毎日屋外で紫外線、雨風、排気ガスなどにさらされているので、年月とともに耐久性が劣化していきます。
劣化した場合は、そのままボロっと丸ごととれるわけではなく、少しずつ粉化していくのです。
これを塗料の「チョーキング現象」といい、外壁の表面を手で触ると塗装と同じ色の粉が手につくようになりますので、自宅の外壁にチョーキング現象が起こっているかどうかはすぐに見つけることができます。
チョーキング現象が起こっている外壁にそのまま塗料を塗っても、チョーキングが起きているような劣化した塗膜には粘着力がなくなっていますので、一緒に新しく塗った塗料まで剥がれてしまいます。
そうすると、塗装から年数が経過していなくても本来の耐用年数を迎える前に外壁は修復が必要な状況になってしまいます。
つまり、外壁塗装における高圧洗浄作業は、せっかく塗装した塗料がたった数年で剥がれてしまわないように、外壁の表面にある古い塗膜を取り除くために行われます。
もちろん古い塗膜以外にも、カビ、藻、コケ、汚れ、チョーキングの粉など外壁表面の様々な汚れをまとめて落とすことも高圧洗浄の目的です。
よって、外壁塗装における高圧洗浄作業は「汚れを洗い落とすため」というよりも、「旧塗膜などをまとめて削り落とすため」といった方がよいかもしれません。
-シーリング処理-
シーリングの打ち替えをするにあたって、既存のシーリングを撤去します。
一見すると、底部分と両サイドの面の3面をきっちり密着させることが良いように思いますが、サイデイング自体の「反り」や目地部分の「動き」に対し柔軟に対応できず、目地が動いた場合、シーリング自体に亀裂が生じやすくなってしまうので、底部分を除く両サイドの2面のみを接着させる2面接着が基本となります。
シーリングの性能を十分発揮させる為に、2面接着の施工が必要なことから、底部分にボンドブレーカー(絶縁テープ)を貼ります。
サイディング断面とシーリング材を密着させる下塗り材を塗ります。この工程を疎かにしてしまうと、たとえ、シーリング材が新しく耐久性が残っていたとしてもサイデイングの動きに対応しきれず離れてしまう結果となってしまいます。
新規のシーリング材を充填し仕上げていきます。
換気口などシーリングの打ち増しもしっかり行います。